しばらく前から、自分がいつも行くお店が閉店していくのを見て、実店舗の重要性について考えていた。
今は、何でもオンラインで買える。
重くてかさばるものなんて、今さら実店舗で買おうなんて思わない。米や一升瓶のお酒やビールなんて、とても実店舗で買ってうんやこらせと自宅まで運ぶ気になんてならない。
期せずして、東京都内のお店がほとんど閉店してしまっている。新型コロナウイルスのせいだ。
私が週に一度か二度は行かないと具合が悪くなる書店も軒並み臨時休業している。

(三省堂書店有楽町店)

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/
電気屋さんも閉まっている。

http://www.yodobashi-akiba.com/event/0season/news/news_event.jpg
自宅で作業をするようになって電源タップが足りなくなり、近所のコンビニに見に行ったがすでに売り切れ。僕と同じような人が多いのかもしれないね。
「ヨドバシカメラだって休んでいるしなぁ」と思って検索したら、ビックカメラグループは時間短縮ながらも営業していることがわかった。
ビックカメラグループのコジマなら高島平にもお店がある。

https://www.kojima.net/shop/shoplist/takashimadaira.html
街を歩いてみると、パチンコ屋さんや飲み屋さんはもとより、多くのお店が閉まってしまっている。何年か前に考えた「このまま実店舗がなくなってしまったら、街はさびしくなるな」という僕の気持ちは、今回のことで一層強くなった。実際にお店がないんだもの、今。
ポスト禍が終結したらやりたいことや、やらないといけないなと思っていることはいくつもあるのだけれど、その中でも、ショップ・マーケティングは中心的な課題になってきた。