シンガポールは曇り。

20140211

シンガポールに来るたびに、どうしてこんなに食べるものに魅力のない街にビジネスが集中しているのか、不思議になってしまいます。
世界のビジネスの中心地ニューヨークとか、シリコンバレーとか、エンターテインメントの中心地ロサンゼルスには、うまいものがあります。かつては食がどうしようもなかったロンドンでさえ、最近はおいしいものがいっぱいあります。でもね、シンガポールでは、どういわけだか、うまいものがみつからないんですよ。


かつて香港がアジアの中心だった頃、香港にはやまほどおいしいものがありました。中華料理各種はいずれも素晴らしくおいしい店がありました。日本でも食べられる上海料理や広東料理、四川料理以外にも、潮州料理とか、山東料理とか、浙江料理とか、さまざま種類の料理の最高峰が食べられました。しかも、そこそこのお値段で。
最近は中国本土で修行した一流料理人は香港に行かずにシンガポールに行くと聞くのですが、残念ながらシンガポールでは、最高の料理、というのに当たったことはないですねぇ。


これからもシンガポールに行かないといけないことは多いでしょう。その分、おいしいものを食べられるようにしたいですね。素敵なお店をしていらっしゃる方、私の予算でも楽しめるお店があったら、教えて下さい。