梅雨明け後初めての週末。
完全に夏になった。
この時期、お台場では運がいいとビルのガラスに夕日が反射するのが見える。

20140726

今日、やっと気がついた。私が短編小説集がどうしても苦手な理由。


著者が読者を小説の世界に引き込むのには、どうしてもページ数が要る。これは長編でも短編でも同じだ。もちろん、最初の一行目からいきなり読者を自分の世界に引きこむことができる才能豊かな作家もいるが、まぁ、そんなことは、そうそうはない。


短編小説集は、世界に引き込まれてすぐに物語が終わり、また次の作品が始まって読者の方も引き込まれる努力をする。これがしんどいのだ、と、今日わかった。


年間365冊、1日1冊の本を読むというのが毎年の目標だ。私の父親は年間1000冊を目標にしているが、私は父と違って現役で仕事もしているので、さすがにそこまでの目標設定はできない。
今年は今のところ好調で、昨日現在220冊。ギリギリの冊数である。


この中には途中で挫折しちゃう本も、実は含まれている。挫折しちゃう本は、たいてい導入部分でうまくこの物語の流れに入り込めないか、または自分が入り込みたくなかった世界に入り込みそうな感じを得た時である。たとえば、読み始めたらホラー小説だとわかった時など。


小説に限らず、学術書や専門書、実用書も同じだ。
冒頭でどこまで早く読者をつかむか。


今私は本の原稿にとりかかっている。
実用書だが、読者の「つかみ」。ほんとうに大事だ。
内容もさることながら、構成が重要。
編集者と相談しながら、なんとかうまく乗り切りたい、と思っている。