地域レベルでいうとクリーニング屋は独占企業である。駅まで13分歩けばもう2軒あるけど、重い洗濯物をもってこんなに長い距離を歩くのが嫌なので、徒歩3分の店に行く。
仕上げは悪くはないのだが、この店は大きなお世話をする。とれたボタンを付けてくれるのである。

20150308_Cleaning

実は私はシャツのうち1個の左右の袖のすぐ上のボタンを取り外している。ちょっときついので着る時にはボタンを止めないのだが、これがだらしなく見えるかもしれないと思って、わざわざ取り外しているのである。
この私が取り外したボタンを、このクリーニング屋さんは毎回付け直してくれるのである。

2回めにこれに気がついて申し送りを書いてもらったのだが、工場にはこれは伝わらないらしく、付け直して送ってくれた。
次ももう一回言ったのだが、やはりダメである。再度付け直してくれたのである。
4回目からはもう言うのをやめた。好意でやってくれるのだろうから、もうボタンを取り外すのをやめた。

結局、この微妙にサイズの合わないシャツを着ている私がいけないのだ、と思うことにした。