ギプス装着から3週間。今日は待ちに待ったギプスが外れる日であった。
丸ノコギリでギプスをカットして外した。
あ〜、何たる爽快感。
外してもらって、石鹸でギプスのあったところを清潔にしてしてもらって、マッサージを受けた。

マッサージが終わったところで「外したギプスを写真に撮りたいんですけど」ってお願いしたら、時すでに遅し、廃棄されてしまっていた。不覚である。
洗ってもらっていたら、ギプスの下から角質のようなものがボロボロ落ちた。作業してくれた理学療法士さんに「すみませんねぇ」って言ったら「こんなの当たり前です」と言ってくれた。3週間も蒸された皮膚表皮がポロポロと落ちてくるんだそうである。
彼らにとって一番の苦手は運動部系の中高生だそうである。若いから代謝が良い上に運動をしているから汗をかく体質になっているので、彼らのギプスは臭くってしかたがないんだそうである。こういう子たちは、3日にいっぺんとか4日にいっぺんギプスを外して中を清潔にしないと周囲の人みんなが耐えられないんだそうである。
今日からしばらくは、ギプスの代わりにサポーター。

今日8,855円を装具士さんに直接支払い、診断書と領収書を健康保険の窓口に提出すると、後日7割が戻ってくるんだそうである。
都とか区とかの補助で健康保険とは異なるところからお金を戻すのかと思ったら健康保険の窓口だという。同じ保険なら、診察や薬と同じように最初から保険で7割負担してくれればいいのに、と思った。聞くと、病院や薬局は保険の点数請求ができるが装具士さんはできない制度だからなんだそうである。バカみたい。そういう理屈なら、入院中の食事を供給している給食業者だろうがなんだろうが保険の点数請求ができなくて病院が立て替えてまとめて支払っているものはいくらでもあるだろう。本当に役所はアホである。

このサポーター装着中は、足周りがいつもよりも大きいので、タイトな靴が履けない。ビジネス用の革靴とか。
当分、打合せには、スニーカーで参ります。よろしくお願いします。
さぁて、何が楽しみって、お風呂。3週間シャワーだけだったからね。帰ったら何よりも先に早速お風呂の準備をした。
あ〜〜〜〜〜〜〜、気持ちいい!!

お風呂に入る前に、片足で立てることがうれしかった。ギプス装着中は片足で立てないのでパンツや靴下、ズボンをはいたり脱いだりする時には腰掛けなければいけなかった。それが片足立ちで座らずにできる。あ〜、幸せっ。
みなさん、ご心配をお掛けして申し訳ありませんでした。
医者からは、調子に乗ってムリしないように言われた。でも、ギプス装着中はどうもいろんなことのスピードが落ちていたし、今年はゴールデンウィークに12日連続とか16日連続で休みだという人もいて今月末から来月アタマは全体に仕事のペースを落とさざるをえないので、明日からはガンガン行きます。