20160429

「集合住宅のテレビのアンテナ感度の検査があります」というので、祭日の今日を指定して待っていた。
担当者が家に来ると、最初に検査はしないで、「板橋区の防災情報端末」の説明を始めたので「今日はアンテナ感度の検査なのではないのか?」と聞くと、テレビの裏側に回ってひとしきりアンテナ感度の測定を行った。でもそれが終わるとまた「板橋区の防災情報端末」の説明である。
どうやら板橋区はケーブル・テレビのJ:Comに防災無線を受信できる専用端末の販売を許可していて、J:Comは月額500円でこれをレンタルしているようなんである。高島平団地の住人はこの料金が安くなるようなんである。

「テレビのアンテナ感度の検査です」と言って実際にはJ:Comの端末の売り込み。インチキ営業だよなぁ。
板橋区は、区の健康診断を受けると民間の業者からセミナーの案内がくるなど、ほかにも区民のデータを民間企業に受け渡したりしている事実がある。J:Comはもともとの板橋区のケーブル・テレビ事業を継承しているそうなので、職員にも区の職員であるかのような意識の人が多いのだそうだ。
板橋区の民間利用には、疑問が多いなぁ。