『日めくり まいにち、眼トレ』を買ってきて毎日やっている。



「1日3分見るだけ」で「9割の人が劇的に視力UP! 老眼も自分で治せます」だそうである。
寄り目をしたり、眼球をぐるぐる動かすようなエクササイズが1日1個ずつ掲載されていて、これをず〜っと継続できると、視力が向上するのだという。

中学生の頃に突然視力が落ちて近眼になった。それまで両目1.5だった視力が0.2と0.6になってしまい、それ以来視力が落ちるばかりである。
メガネはとても不便で、真冬にラーメン屋に入っただけでメガネが曇ってしまって何も見えなくなる。
挙げ句の果ては老眼である。私は、本を読む時やパソコンを操作するときにはメガネは要らない。でも、車の運転の時とか映画を見るとき、セミナーで黒板やスライドを見るときにはメガネが要る。一番面倒なのはセミナーに出て黒板やスライドを見ながらメモを取る時で、黒板やスライドはメガネが必要、でもメモを取るときには不要、なので、メガネをつけたり外したりが面倒くさい。見た目もじじむさい。ああ、いやだ。
目が良くなりたい、とは以前からず〜っと思っていた。ヒューレット・パッカード勤務の時には、社内でレーシック手術をやるのが流行していて、「Dennisさんもぜひ! 高齢の人もいっぱい来ていますよ」だなんて言われたけれど、やっぱり怖い。
もしエクササイズで目が良くなるならこれに越したことはない、と思って、この『日めくり』を買ったのだ。

これを買ってきてエクササイズをはじめて今日でちょうど1か月。いまのところ、全く効果はない。眼球をぐるぐる回す運動をした日は、その後一日中脳がよじれたような気持ちになる。でも効果がいずれ出てくれば……と思って毎日やっている。

でもね、1か月経過して何も変化はないの。全く。
本によると「早い人で3か月で効果が出てくる、すぐに効果が出ない人も長く継続していると徐々に効果が出てくる」と書いてあって、アタマでは理解しているのだけれども、効果が実感できないからめげそうになる。
やっぱり、はじめてすぐに効果を実感できる方法が望ましいなぁ。

楽器のレッスンもそうだ。特に子ども向けのレッスンは、日本では基礎から始める。アメリカの友人の子どもたちを見ていると、まず何か曲を弾くことから始める。なんでもいいから1曲弾けると楽しくなり、そのあと運指のつまらないレッスンに入っていっても継続できるけれど、いきなり基礎の運指から始めると、何のためにこんなつまらないレッスンをしているのかが理解できないから、なかなか継続できない。

こんなことを考えながら、日めくりして眼球をグリグリ回している毎日である。