20160629

東京都知事が辞任した。
政治資金でお正月に家族旅行に行ったり、子どもの絵本を買ったりしたのが問題になったのである。
でもね、これって全然法律違反ではないのである。

政治資金規正法では、政治資金の使途は何も限定されていないのである。政治資金として集めたお金で家族旅行に行こうが、子どもの本を買おうが、自由なんである。

政治家はアーティストと同じように人気商売であるから、その振る舞いが気に入られなければ次の選挙に落ちる。それはしかたがない。
でも、今回のことは法律に則ってルール通りに行われているのである。

「こんな法律はダメだ。政治資金の使途として家族のための使用は禁ずるべきだ、法律改正しよう」という議論なら、わかる。
でも今回は違う。法律論ではなく「舛添、お金持ってるんだから家族の支出は自分のポケットから出せ」という感情論である。

この人は次の選挙に出て落ちるというならともかく、任期中に辞任に追い込まれてしまった。ルールを守っているのにかわいそうなことである。
ルールを守っている人を追い落として何が嬉しいのか。
私には全然理解できない。
ひょっとしたら、私がちゃんとルールを守っていても、ルールとは関係ない所で私のことを追い落とそうとしている人もいるのかもしれないね。
気をつけなきゃ。