先週一番おもしろかったのは、スポーツ・コンテンツの件で、管理栄養士さんにインタビューした仕事だった。
本来この日の目的はスポーツ選手の栄養と味に関する話を聞くことだった。
過酷なトレーニングをするスポーツ選手は、油っこくて塩味の強い食事じゃないと満足できない。ところが彼らが満足するだけ塩味をつけていると塩分過多になってしまうことがよくあるのだそうだ。
そんなとき、塩の分量は増やさないで、塩味の反対側の味を減らすことによって、食べた感じは塩味十分の食事ができるのだそうだ。
そういうアレンジをする上で、日本食なら出汁、西洋食ならフォン・ド・ボーといった、味の裏方の偉大さに気がつくんだそうである。出汁をうまく使うと塩をいっぱい使わなくても十分な塩味を感じさせることができるのだそうである。

「タニタ食堂って、なんかそんな感じですよね」と私が言ったら「まさにその通り」とのことだった。

管理栄養士の仕事は多岐にわたっていて、彼女の場合はスポーツ選手のほか、老人の施設や病院のご飯もやっているのだそうである。

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最近の病院のごはんはかつてより相当おいしくなっているが、本当においしくしちゃダメなんだそうである。「だって、お家よりも病院のほうがご飯がおいしかったら、おじいちゃんおばあちゃんはなかなか退院してくれなくなっちゃうでしょ。病院のご飯は微妙においしくないほうが良いんです」とのこと。

なるほどね〜。