ふだん軽自動車に触れることなんかあまりないが、今日、軽自動車を運転させてもらった。玉山鉄二さんがCMでいつも大げさに驚くダイハツの「ウェイク」である。

20160813_KCar

この車のキャッチコピーは「ドデカクつかおう」なのだけれど、とにかく大きいのである。
とても軽自動車とは思えない。
リッター・クラスの車と比べて、はるかに天井は高く、荷室は真四角で、大きく感じされる。
軽自動車は、特異な発展を遂げているのだなぁ、と実感した。

バブル崩壊後、日本では軽自動車が売れに売れている。

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http://jdpower-japan.com/infographics/692

東京の都心ではあまり見かけないけれど、ちょっと埼玉とか千葉に入ろうものなら、もはや黄色いナンバーが主流である。
経済的に煮詰まった今の日本には軽自動車がお似合いで、だからよく売れ、機能も向上し、使い勝手の良さへの開発コストも見合うのだろう。
でも、これってあまりにガラパゴス化していないか?

「このクルマすげぇ」と思いつつも、なんだか正常じゃない発展を感じたのだった。