インプレス総合研究所が定額制音楽配信サービスの利用動向に関する調査結果を発表した。
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定額制音楽サービスの利用率は9.1%、料金や好きなアーティストが決め手に 

これによると、日本における定額制音楽配信サービスの利用率は9.1%だとのことである。

この数値は、私の肌感と同じ。
ちょっと「ふ〜ん」と思ったのは、女性の利用率が思いの外低かったことだ。

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http://www.impress.co.jp/newsrelease/2016/08/20160823-01.html


また、現在メインで利用してるサービスは、Amazonがプライム会員向けに提供している「Amazon Prime Music」が36.2%と他を大きく引き離して最も高く、以下、「LINE MUSIC」「Apple Music」「dヒッツ」「AWA」の順となった。
「Amazon Prime Music」はプライム会員であれば追加料金なしで音楽を楽しむことができるため、Amazonのプライム・サービスを利用していれば追加料金の意識なく利用できるため、彼らには「音楽にお金を使っている」という意識はないかもしれない。

サービスに対して不満な点を尋ねると「好きなアーティストの曲が配信されていない」が40.1%「楽曲数が少ない」が30.9%、と、曲目に関してが多い。「Amazon Prime Music」は全部で100万曲しかないんだから、不満が出て当然であろう。

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http://www.impress.co.jp/newsrelease/2016/08/20160823-01.html


この秋には日本でもSpotifyのサービスが始まる。
Spotifyはいまやグローバル・スタンダードの音楽ストリーミング・サービスである。サービスがスタートして、日本の音楽ストリーミング・マーケットがどう変わっていくのか、大変楽しみである。