「Vevo」が資金調達に動いているらしい。

Vevo Seeking Half-Billion in Capital to Fund Expansion, Original Programming【Billboard】
20160829VEVO
http://www.billboard.com/articles/business/7480090/vevo-financing-500-million-fund-expansion

どうやらすでに5億ドルの資金を調達したようだ。有料ストリーミング・サービスを開始する資金なのではないか、と見られている。

「Vevo」はユニバーサル・ミュージック、ソニー・ミュージックなどが出資する音楽ビデオのサービス。ドイツ以外ではプラットフォームにYouYubeを使っている。メジャー・レーベルの残りひとつワーナー・ミュージックも最近この陣営に加わったので、現在のメジャー・レーベルの音楽ビデオの供給はすべてこの「Vevo」が行っていることになる。

「Vevo」は、このたびゴールドマン・サックスを通じて5億ドル(日本円換算約500億円)を調達して、レコード・レーベルから提供されるミュージック・ビデオだけではないオリジナル・コンテンツを制作することになるのではないか、というのだ。
「Vevo」は現在YouTubeを使っているがゆえにサービスは無料だが、有料の映像サブスクリプション・サービスの開始を模索する。
「音楽ビデオはYouTubeでいつでも無料で見られるもの」でなくなると、音楽の世界の構造も少し変わってくる。
いつでも好きな曲が無料で聞ける方法があるから、馬鹿らしくなって音楽になんかお金を使わなくなる。
以前はCDの宣伝のためにYouTubeを利用して無料で音楽ビデオを見せていたのだが、YouTubeの視聴品質が上がって、普通の人が求める音質を十分クリアするようになったのだから、もうこれ以上無料でどんな音楽ビデオでも見せる、というのはありえなくなってきた。
「Vevo」が音楽ビデオの有料化をしてくれると、音楽のマネタイズが、もうちょっとうまくいくようになるのだ。