20160902

既存の会社を引き継ぐことが8月31日に決まって、バタバタしている。
会社の登記を変更したりしなくてはならない。これには登記印紙が要る。これは意味がわかる。会社に関するお墨付きを法務局が与えるための手数料である。変更登記にバカみたいにお金がかかるが、これは良しとしよう。
問題なのは、領収書や契約書に貼る収入印紙である。
 
20160902

5万円以上の売上の領収書には200円の収入印紙、売上額が3000万円〜5000万円ともなると1万円の収入印紙を貼らねばならない。
1万円を超える請負の契約書には200円の収入印紙。
国税庁が配っている資料にはご丁寧に
「請負には、職業野球の選手、映画(演劇)の俳優(監督・演出家・プロデューサー)、プロボクサー、プロレスラー、音楽家、舞踊家、テレビジョン放送の演技者(演出家、プロデューサー)が、その者としての役務の提供を約することを内容とする契約を含みます。」
と明記されているので、これは無視できない。
これも5000万円〜1億円ともなると6万円分も貼らないといけない。

政府は、私が今領収したこのお金に何か責任をもってくれたの?
これから仕事をするこの契約が契約違反になって計画通りの売上が達成できなかったら、何かしてくれるの? なにせ6万円も収入印紙に金を払ってるんだぞ。ロケやコンサートの開催保険だって、予算5000万円で6万円も取らないぞ。

何なんだろうね、収入印紙って。