日本を代表する企業の方と打合せした。
彼は営業マンを長く務め、いまは営業促進として後方から営業マンを支える立場である。

20160903

販売に非常に苦戦しそうな商品の販促イベントに関する打合せである。
彼曰く「営業マンをずっとやっていると、どう考えても販売がきつそうな製品も担当しないといけないことがありますよね。時期的にも、この時期にはこの製品は売れない、ということがありますよね。営業って、ポーズじゃないですかぁ。どういう製品でもやってる振りをしないといけないじゃないですかぁ。なのでこの時期、数字が出ないのはわかっているんだけれど、イベントを実施して『やってるポーズ』をしないといけないんですよ」ということである。

なんか、悲しいなぁ、アリバイのためのイベント。
「がんばって色々手を打っているんだけれど売れませんでした」と最初からいうのが決まっているけれど、そのために実施するイベント。
効率悪いことおびただしいのだけれど、実はいまはこういうちょっとしたムダもありえなくなっちゃってきているから、ありがたく仕事をちょうだいすることにした。

……という、過去のお話です。