日本に来た外国人を案内して歩くことが多い。
浅草に行きたいとか秋葉原に行きたいとか、需要はさまざまだけれど、きまって行きたがるのが渋谷だ。
ハチ公前のスクランブル交差点が東京の象徴のようになっているからだ。

実際に連れて行くと、まさかこんなに駅の前に象徴があるとは思わない人が多く、びっくりされる。
JR山手線で駅に着いてまず交差点を渡ってもらい、Qフロントの2階のコーヒー・ショップの窓際の席が空くのを待つ。たいてい空いていないので。時間がかかりそうな雰囲気だったら井の頭線と銀座線を結ぶ二階の通路に連れていく。
平日でも、もちろん休日でも、あまりにも人が多いのでびっくりし、満足してその次の場所に移動するというのがよくあるコース。

でも今の渋谷は工事だらけで、慣れているはずの私でも今どこにいるのか、どっちの方角に向かっているのか、わからない。
東急が発表している渋谷駅周辺の開発の完成予想図は、なんかいい感じ。
 

それまでの我慢だとは思うけど、今の渋谷の動線は本当にひどい。
なんとかならんものか。