6月に赤坂に仕事場を借りたのだけれど、ここに持ってくるにあたり、古い仕事の資料を大量に処分した。その時に、10年か15年前にプレゼンした「モノからコトへ」というパワー・ポイントのプリント・アウトを見つけて、稚拙なプレゼン内容が、なんだか恥ずかしかった。

ミシンが売れているのだそうである。この、モノの売れない時代に、である。
 
20161011_Machine
https://goo.gl/mjfPGI


今月末にはハロウィンがあるけれど、ハロウィンの仮装を自分で作る人が増えているのだそうだ。その他、コミケのときのコスチュームなども、買ってくるんじゃなくて自分で作る人が増えているのもミシンが売れるようになっている原因の一つなんだそうである。

10年前にプレゼンしたように、時代は「モノからコトへ」動いた。
そしていま、「コトを実現するための」モノへの動きが始まっているのかもしれない。
IoTという言葉が流行っているけれど、いろんな装置がネットに繋がるようになると、これに合わせた「モノ」がまた必要になる。
これから、どんなサービスが流行し、そのためにどんなモノが必要になってくるのだろうか?