アメリカ大統領選挙の当選決定から一日が過ぎた。
私はデスクでは、普段インターネットを使ってロサンゼルスのラジオを聞いていることが多いのだが、トーク番組や視聴者電話参加番組の中で「CalExit」という言葉が多く使われるようになった。

今回の大統領選挙の結果を受けて、アメリカ合衆国からカリフォルニアは独立しよう、という動きである。
EUからのイギリス(グレート・ブリテン)の脱退が「BriExit」と呼ばれたのにならって、「CalExit」と言われるようになっているのだ。

Yes California CalExit Blue Book」というウェブサイトも立ち上がっている。
20161110_CalExitBlueBook
http://www.yescalifornia.org/

2019年春にカリフォルニア州のアメリカ合衆国からの独立に関する世論調査を行う考えを示しているサイトである。

カリフォルニア州の経済規模は国換算すると世界6位。ハリウッドもあるし、シリコン・バレーもある。
朝のラジオ番組の電話参加の聴取者は「これにワシントン州を加えたら最高だわ、マイクロソフトもスターバックスもある」なんて言っていた。

こういうことはもちろんSNSでも広がっていて、「#CalExit」付きの投稿がザクザク見つかる。
Twitterでもワシントン州などの西海岸時間を使っている州とハワイをプラスして独立しようという人もいた。



私のこれからの仕事の舞台はハリウッド。もちろんカリフォルニア州である。
この独立活動、応援しちゃおうかな。