おかげさまで朝の通勤ラッシュの時間帯に電車に乗らなくてはいけないのは週に1回か2回という恵まれた生活を送らせてもらっている。この時間帯に電車を利用するにしても、利用している高島平駅からは始発電車が出るので、シートに座って楽に移動させてもらっている。今日はその朝のラッシュ時間帯に電車に乗る日だった。

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なんか電車の中で小競り合いをしているようなのでふと目を上げると、30代のサラリーマン風の男が立って新聞を読んでおり、この新聞の下端がシートに座っている人が見ているスマートフォンに当たりまくっているので、座っている方が注意をした模様。
立っている方はふてくされた表情をしてはいたが、その場は荒れずにしばらく経った。

何駅かすると、この立っている男の立ち位置がズレて私の前になった。
確かに注意したくなるわ。電車がちょっと揺れるたびにこの男の新聞がスマートフォンにバシバシ当たる。
 
私もさっきの人同様に注意したりすると場が荒れそうな気配だったので、スマートフォンを見るのは諦めて、しばらく車内の様子を見ていた。同じようなことは車内いたるところで繰り広げられている。
ドアの際の席の人には、ドアのところに立っている女性の長い髪の毛がふわふわ当たっているようで、時々うるさそうに払いのけるのだが女の人は気づいていないのか、気づかないふりをしているのか……。
私と同じように新聞がスマートフォンに当たっている人がもう一人いた。
なんか、電車の中で新聞を読むスキルが落ちているのかもしれないね。
そもそも、30代くらいで電車の中で新聞を読んでいる人はとても少ない。彼らも団塊の世代同様、新聞をタテに二つ折りにして、のぞきこむように読んでいる。これは同じ。でも、タテは新聞の長さのままなのだ。これだと、新聞の一番上を読む時、ちょうど座っている人のスマートフォンや本にぶつかる高さになる。
10年20年前のお父さんたちは、新聞のヨコ半分のところでも、ちょちょいとちょっと折り曲げて読んでいたような気がする。

朝の通勤時間帯は、一日でいちばん他人と密着している時間だ。
今時珍しい新聞をここで読むんなら、読むで人に迷惑をかけないスキルを身につけた方が良さそうだね。なにせ、乗客同士のトラブルで電車がバンバン遅れているのだからね。