宣伝会議から出ている『日本の歴史的広告』という本をパラパラとめくっていたら、日本の広告の巨人、片岡敏郎さんの言葉が目に飛び込んできた。
「広告文は社長や担当部課の代筆をするものではない。商品の代筆をして使う人たちを喜ばせるものである」
もう長いことずっと、こんな言葉を忘れてしまっていたよ。
最近は、経済状況や広告のデジタル化もあってか、どうしても広告の方向が「社長や担当部課の代筆をする」方向に行ってしまっていないか? 「使う人たちを喜ばせる」ことを忘れていないか?
そんな気持ちになった。
インターネットで本当にコミュニケーションは変わったのかなあ? 購買行動は変わったのかなぁ? できる限り、実験してみたいと思います。
「広告文は社長や担当部課の代筆をするものではない。商品の代筆をして使う人たちを喜ばせるものである」
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