打合せと打合せの間に時間が空くと、お昼時ならご飯、近くにいい本屋さんがあったら本屋、それ以外はコーヒー、というのが私の過ごし方だ。スターバックスの香りがあまり好きでないので、ドトールがあると利用する。
ドトールでプリペイドの「ドトールバリューカード」を勧められたので、買ってみた。
「買って」と言っても、300円を払うと300円分のポイントがチャージされているのでカード自体は無料である。年会費も取らない。3000円チャージしたらチャージしただけで300ポイントくれた。10%である。その上で1000円分このカードで払ったら10ポイント付いた。1%。合計11%の割引である。大盤振る舞い。
そのかわり、通常付くTポイントカードのポイントは付かない。当たり前だが。
「コーヒー屋さんって、こんなに大盤振る舞いしても大丈夫なのね、儲かるのね」と思って調べたら、この代わりに「ドリンクチケット」が廃止されたんだそうである。「ドリンクチケット」は、2200円11枚綴りで、チケット1枚で220円の飲み物が買えるチケットだ。
ああ、あったあった、田舎の喫茶店の常連さんが買って店に預けておくようなやつ。
つまり、チケットの10%割引をやめる代わりにプリペイド・カードを導入したである。
なるほど。
ドトールバリューカードの割引率がすごいので「コーヒー屋さんって儲かるのね」って思ったら、実はそうでもなかった。紙のチケットがプラスティックのカードに置き換わっただけなのだね。
そうだよな、コーヒー屋さんなんて、そんなに儲かる商売じゃないよね。