Dennis 50

インターネットで本当にコミュニケーションは変わったのかなあ? 購買行動は変わったのかなぁ? できる限り、実験してみたいと思います。

仕事の道具

自宅隔離で買ったものでいちばん良かったのは小さいスピーカーだった 2020/05/22(金)

東京都に現在出ている緊急事態宣言も、どうやらもうすぐ解除されそうだ。
4月からの自宅隔離期間中には、まぁ、買った買ったものすごい量の買い物をした。
どうやらこれは僕だけではなさそうで、ダンボール捨場の散乱具合は目に余るものがあった。
20200522Trash03

この間に買ったもので一番大きい買い物は自宅作業用のMacBook Airの新型だ。
20200429Mac
これを買ったのは、ZOOMでバーチャル背景を使おうと思ったら「このMacではCPUパワーが足りないからグリーン・スクリーンを用意しろ」というダイアログが出たから。
自宅のMacは2014年に会社を辞めた時に買ったものだから、もう5年以上も使ってきた。仕事場のMacBook Proと比べて動作が遅いのでイライラしていたが、殺風景な自宅でバーチャル背景が使えないと困るのでw慌てて買ったのだった。

あとは、自宅作業用のテーブルと椅子を買った。
文房具類は、仕事場と同じだけのものを全部揃えた。
プリンタは、それまで月に2回か3回くらいしか動いていなかったのが急にフル回転になったせいかうんともすんとも言わなくなり、慌てて家のそばのコジマに買いに行った。
ずっと家にいると空気の流れが悪いのが気になって空気清浄機も買った。
これじゃ、政府から10万円くらいもらっても全然合いませんw

仕事中にアメリカのラジオをいつもつけているのだけれど、この再生用に小さいスピーカーを買った。Boseの「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」である。
20200517BoseSoundLinkMini2
Boseは、101、301、801の昔からあんまり音が好きじゃなくって、敬遠していたんだけれど、今回は「間に合せだし、ちっちゃいスピーカーだからいいか」って思って、アメリカのネットで評判のいいこれにしてみた。

買ってみてわかったのは、これは「アメリカのスピーカー」だということ。UberやLYFTが普及してアメリカの普通の人の車に乗せてもらうことが増えたのだけれど、あのアメリカの普通の車で鳴っているラジオの音。日本製のスピーカーでは得られない音。アメリカのラジオをアメリカっぽく聞くのにはこれが良いね。
いい買い物をした。


嫌いだったBoseのスピーカーたち。
20200522BOSE101
101

20200522BOSE301
301

20200522BOSE801
801

若い音楽関係者は、絶対に耳栓をしたほうが良い 2020/03/03(火)

僕の右耳の耳年齢は、実年齢よりも相当高い。僕は十分おじいちゃんだが、右耳は更に立派なおじいちゃんなんである。
専門の耳鼻科で検査してもらうと、なんと左耳はなんともない。実際の年齢よりも遥かに若いらしい。
ところが右耳は、8KHzくらいから聞こえ方が弱くなりはじめ、12KHzくらいから上は急激に数値が下がっている。
原因は若い時の耳の酷使。
レコーディングの時にヘッドフォンをかぶってモニターしていたわけだけれど、その時にハイハット・シンバルをいつも右に定位してもらっていたせいだと思う。
どんな楽器のどんな音がどのくらいの周波数なのかが一目でわかるチャートを作っている人がいるので紹介すると、各楽器の周波数は、だいたいこんな感じである。
20200303FrequencyChart
https://hybridsoundjournal.net/blog/2016/02/29/equalizing/

この画像、小さくて見えないようなら画像をクリックして制作者のウェブサイトで見てみてね。

今の僕が丁度いいくらいにミックスしてもらうと、シンバル類がとてもでかくなり、よく聞こえている低音が少なめになってしまう。
若いときから耳栓とかで耳を防護していれば、こんなことにはならなかったかもしれない。

若いミュージシャンや音楽関係者は、現場では耳栓をしたほうがいい!!!

しかし、最近のライブ会場やレコーディングの場で最初に出てくる音は強烈である。
僕が一番忙しかったアナログ・オーディオ時代は、ミュージシャンから音をもらうときも、まずはそろそろとフェーダーを上げて徐々に音を大きくしていき、それにモニター用としてイコライザーをかけ、コンプレッサー/リミッターやリバーブを足していくというようなやり方をしていた。いきなり巨大音量が回路に入ると機材がぶっ飛んでしまうからだ。
でも、最近オーディオがデジタルになってからはどうやら「そろそろと」というのがないようだ。ミュージシャンが音を出した瞬間に、リミッターもコンプレッサーもかかっていない音がゴロンゴロンとむき出しで出てくる。これは耳に悪い。
こういう方法は、僕のようなおぢいちゃんにどうこう言われて変える必要はないが、これは耳に悪い。明らかに耳へのアタックのようだ。
若いミュージシャンや音楽関係者は、現場では耳栓をしたほうがいい!!!
耳栓無しで生の音が聞こえないとダメ、というのもわからんでもないが、今どきの音は回路で修正した上で音楽になっているのだから、まず最初の未修正の音の段階くらいは耳栓をしよう。エンジニアの修正が全楽器分終わったら、その段階で耳栓を外してもいいよ、それなら。

若い子たちに推薦できる耳栓を探そうとネットで検索をしていると、なんと「耳栓専門ページ」なるものがあった。
ここで紹介されている、音楽に使える耳栓をどんどん試してみた。

まず、楽器屋さんのレジのそばとかで一番よく見るのがこの「CRESCENDO」ブランドの耳栓。
楽器屋さんのレジそばとかで「MUSIC」というラベルの付いたこの製品をよく見かけるのでどうしてだろうと思っていたら、楽器メーカーのKORGが輸入しているからのようだ。
KORGのサイトによると、通常安く売っている一般用の耳栓と比べ、高音の遮音性が低くて耳栓を付けても音楽ができること、低減する音圧は19dB程度で、全体にマイルドな製品だ。
楽器ごとにいくつも種類があるのは、製品ごとに特性を変えているらしい。

種類がいっぱいあって「ミュージック(音楽全般)」「ダンス・ミュージック・リスナー」「DJ」「ドラマー」「ギター」「ボーカル」。なぜか「キーボード」とか「ベース」は、ないw

とはいえ、せっかく耳栓をするんだからもっとガツンと聞いてほしい、もっと音圧を下げたい、という人には、アメリカの軍も使っているという「MOLDEX」。
このMOLDEXは種類も多く、カラフルでどれを選んでいいか、わからない。
そんな人のために8種類入った「お試し版」もamazonで販売している。



MOLDEXでは、各製品の周波数特性も公開していて、これを更にグラフ化した人もいる。この製品が好きなんだねw
20200303moldex-earplugs-6
https://www.haijin-boys.com/gadget/moldex-earplugs

「Sparkplugs」「Goin'green」「Softies」「Camoplugs」の4製品の性能は同じで、最も遮音性能が最も高い。このグラフでは水色の線で描かれている。全体的に遮音するがピークは6KHz。人の声の帯域である中音域の遮音性は少し下げてあるようだ。
それに対し、このグラフで濃いグリーンで揚言されている「Mellows」は低音の遮音性を下げていたり、グラフの薄いグリーンの「Meteors」は、500Hzに遮音のピークを持たせないように作られているようだ。
ちなみにこの製品は使い捨てである。

ここまで紹介したのはいずれもスポンジのように柔らかくて耳に入れると広がって耳の中にフィットするタイプ。だが、形がネジのようになっていて、ギリギリと、耳の中に入っていくという、いかにも効きそうなタイプもある。



これはゴム製。硬めにできていて、耳へのフィット感はとても強い。
8KHz以上の高音は明らかに減衰するので、シンバルなどの「痛い音」はカットできる。しかもこの製品は使い捨てではなくて反復使用可能。


これほど耳栓をたくさん買って、時には引き出しから飛び出てくることもあるくらいだから「耳栓はどれがいいですか?」って聞かれるんだけれど、残念だけれど「それは自分で試してみて」。
耳って耳穴の直径も様々だよね。Ear Podだって僕のようにどうしてもフィットしなくてすぐに脱落しちゃう人もそうでない人もいるくらいだ。音の好みも高音がカットされる方がいい人もいるけど僕のように高音はちゃんと聞きたい人もいる。
なので、みんなもいろんな製品を試してみてください。
amazonで「耳栓」で検索すると死ぬほど出てくるから。

デフレって大丈夫なのか?

音楽のコンサートやイベントの仕事もしているので、小さいライトが必要だ。
ステージの袖で演者を案内したりするときや、小さいライブハウスで対バンがあるときに暗いところで楽器のセッティングをしたりするときに使うのだ。

以前はマグライトのいいヤツを使っていた。単3電池2本でめちゃくちゃ光量があり、ズームもできるものだ。
ところがここ何年かは100均ショップで売っている100円のものに落ち着いてしまった。
20200204LED_Light01
これがいつでも常備されているわけである。
光量は十分だし、キーホルダーに付けて持ち運べる。
20200204LED_Light02
マグライトはこんなに小さくないので、作業用のズボンの尻ポケットにいつでも入っていた。

「いまどきそんなのスマートフォンのトーチで十分じゃないか」と思われるかと思うのだが、スマートフォンのトーチは光が広がりすぎる。100均のものはズームはできない代わり、最初から光の届く角度が狭い。

しかも、100円である。消費税を入れても110円である。ボタン電池3本が付属しているが、100円ではこのボタン電池3本が買えない、という不思議な低価格。しかも、性能は十分。
3,000円以上を出してマグライトなどを買う必要がどこにもない。


(2020年2月4日現在 3,230円)

デフレで、高性能なものが安く手に入ってありがたいけれど、これって本当に幸せなことなのかなぁ? なんか、不幸になっている人もたくさんいそうだよね。

2018/12/04(火) 晴れ パスポートは5年にした

パスポートを更新した。これまでずっとパスポートは期限10年にしていたけれど、今回からは5年にした。
10年間で顔が変わってしまい、これから先10年はもっとじいさん化するは間違いないので「10年前の自分」を晒すのが嫌になったので。

DennisPassport20181203-20231203
今の私

DennisPassport20090302-20190302_02
10年前の私

DennisPaassport1985
ついでに34年前の私。25歳。

日本の自動化ゲートとか、アメリカのESTAとか、パスポートを更新すると取り直さないといけないものが多くって面倒だけれど、それでも古い顔を晒すよりはいいや、と思って。


2017/12/18(月) 晴れ Dyson Pure Hot+Cool が来た

赤坂の仕事場にDyson Pure Hot+Cool がやってきた。

20171218dyson

「Dyson Pure Hot+Cool」は、空気清浄機+温風+扇風機である。
エアコンと併用すると速く部屋が暖まるかと思って両方の電源を入れたらブレーカーが落ちたw
暖房はどっちかだけにしないとダメな、電源が単相2線式で最大30Aまでしか来ていない昭和の建物の悲しさw
空気清浄機能だけならバッチリ動く。
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