Dennis 50

インターネットで本当にコミュニケーションは変わったのかなあ? 購買行動は変わったのかなぁ? できる限り、実験してみたいと思います。

新型コロナウイルス感染症よりもっと怖いかもしれない次のパンデミック 2020/05/26(火)

20200526Influenza_A_-_late_passage

政府による新型コロナウイルス感染拡大に伴う非常事態宣言が解除された。これからは二次感染、三次感染への注意が呼びかけられていくわけだが、いっぺん体験しているので、この先は、3月末の頃に感じた、わけのわからない不安からは開放されるだろう。
僕が心配しているのは、次の別のパンデミックだ。

今回の新型コロナウイルスによる世界の死亡者数は347,872人(May 26, 2020, 02:01 GMT現在)だと報じられている。

20200526Covid19
https://www.worldometers.info/coronavirus/

これよりもずっと多くの死者が予想されて十年以上も経ち「今すぐパンデミックが起こっても不思議でない」のがインフルエンザA/H5N1だ。
新しいウイルスがどれほど病原性が強いのか、またどの年齢群が影響を受けるのかもまた不明だが、全人口の20〜50%に影響を及ぼすと考えられている。W.H.O.は
「次のパンデミックの最善のシナリオでさえも、200万人から700万人が死亡し、数千万人が医学的治療を必要とすると考えられている。もしも、次のパンデミック株が非常に病原性の強いものであった場合には、死亡数は劇的に増加するであろう。」
としている。

(W.H.O.の記事を国立感染症研究所が翻訳した記事)
次のインフルエンザパンデミックによる影響の推定:事前対策の強化【国立感染症研究所】

では、このH5N1感染症はどのような症状をもつのか?

「現在明らかとなっているヒトH5N1ウイルス感染症はどのような特徴をもつのか? ベトナムとタイでの報告によると、それぞれの臨床像は類似しており、ベトナムでの10例の感染症例の特徴は、
1)ほとんどの症例で感染鶏と接触したのち、平均3日で発症している。
2)発熱、咳、呼吸促迫を認め、急速に肺炎に進行し、発症から平均6日で入院し、平均9日目で死亡している。
3)70%の患者に下痢を認め、便中にウイルスが存在する。鼻汁、咽頭炎、結膜炎、の所見は認めない。
4)全例胸部X線で肺炎像を認める。 
5)リンパ球数減少100%(タイでは60%)、血小板減少90%(同33%) 
6)ウイルス血症(ウイルスが血液中に検出される)、高サイトカイン血症(サイトカインストーム)を認める 
7)致死率 80%。
8)分離ウイルスはアマンタジン耐性である。
9)オセルタミビルは使用開始が遅いこともあり効果は不明 
10)迅速診断キットでは検出されない場合が約80%ある。

新型インフルエンザ対策【大阪府感染症情報センター】

これだけの症状が起き、全世界で今回の新型コロナウイルスの5倍も6倍もの死者が出る可能性が懸念されているのである。
こっちのほうが新型コロナウイルスの二次三次感染よりよっぽど怖いし、いつ起こってもおかしくないというのだから準備しておかないと、、、。

今回の新型コロナウイルス感染症で「ソーシャル・ディスタンシング」が有効であることがわかった。これは次のパンデミックでも同じだろう。在宅で仕事をできる人たちは、在宅ワークのコツも理解したから、また同じように対処できるだろう。でも、今回と同じような経済の停滞は、また必ず起こる。

これからは「今日が良いからと言って明日以後もまた良いわけではない」という考え方を持たなくっちゃいけない。もしものときのために蓄財しておくのが精一杯の対抗策かもしれないけれど。
これが僕の「New Normal」。


自宅隔離で買ったものでいちばん良かったのは小さいスピーカーだった 2020/05/22(金)

東京都に現在出ている緊急事態宣言も、どうやらもうすぐ解除されそうだ。
4月からの自宅隔離期間中には、まぁ、買った買ったものすごい量の買い物をした。
どうやらこれは僕だけではなさそうで、ダンボール捨場の散乱具合は目に余るものがあった。
20200522Trash03

この間に買ったもので一番大きい買い物は自宅作業用のMacBook Airの新型だ。
20200429Mac
これを買ったのは、ZOOMでバーチャル背景を使おうと思ったら「このMacではCPUパワーが足りないからグリーン・スクリーンを用意しろ」というダイアログが出たから。
自宅のMacは2014年に会社を辞めた時に買ったものだから、もう5年以上も使ってきた。仕事場のMacBook Proと比べて動作が遅いのでイライラしていたが、殺風景な自宅でバーチャル背景が使えないと困るのでw慌てて買ったのだった。

あとは、自宅作業用のテーブルと椅子を買った。
文房具類は、仕事場と同じだけのものを全部揃えた。
プリンタは、それまで月に2回か3回くらいしか動いていなかったのが急にフル回転になったせいかうんともすんとも言わなくなり、慌てて家のそばのコジマに買いに行った。
ずっと家にいると空気の流れが悪いのが気になって空気清浄機も買った。
これじゃ、政府から10万円くらいもらっても全然合いませんw

仕事中にアメリカのラジオをいつもつけているのだけれど、この再生用に小さいスピーカーを買った。Boseの「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」である。
20200517BoseSoundLinkMini2
Boseは、101、301、801の昔からあんまり音が好きじゃなくって、敬遠していたんだけれど、今回は「間に合せだし、ちっちゃいスピーカーだからいいか」って思って、アメリカのネットで評判のいいこれにしてみた。

買ってみてわかったのは、これは「アメリカのスピーカー」だということ。UberやLYFTが普及してアメリカの普通の人の車に乗せてもらうことが増えたのだけれど、あのアメリカの普通の車で鳴っているラジオの音。日本製のスピーカーでは得られない音。アメリカのラジオをアメリカっぽく聞くのにはこれが良いね。
いい買い物をした。


嫌いだったBoseのスピーカーたち。
20200522BOSE101
101

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301

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801

コロナ禍が終結したら、実店舗のために働きたい 2020/04/26(日)

しばらく前から、自分がいつも行くお店が閉店していくのを見て、実店舗の重要性について考えていた。

今は、何でもオンラインで買える。

重くてかさばるものなんて、今さら実店舗で買おうなんて思わない。米や一升瓶のお酒やビールなんて、とても実店舗で買ってうんやこらせと自宅まで運ぶ気になんてならない。

 

期せずして、東京都内のお店がほとんど閉店してしまっている。新型コロナウイルスのせいだ。

 

私が週に一度か二度は行かないと具合が悪くなる書店も軒並み臨時休業している。

20200413SanseidoClosing
(三省堂書店有楽町店)

20200426Kinokuniya

https://www.kinokuniya.co.jp/c/store/Shinjuku-Main-Store/

 

電気屋さんも閉まっている。
20200426Yodobashi

 http://www.yodobashi-akiba.com/event/0season/news/news_event.jpg

 

自宅で作業をするようになって電源タップが足りなくなり、近所のコンビニに見に行ったがすでに売り切れ。僕と同じような人が多いのかもしれないね。

「ヨドバシカメラだって休んでいるしなぁ」と思って検索したら、ビックカメラグループは時間短縮ながらも営業していることがわかった。

ビックカメラグループのコジマなら高島平にもお店がある。

助かった。

20200426Kojima

https://www.kojima.net/shop/shoplist/takashimadaira.html

 

街を歩いてみると、パチンコ屋さんや飲み屋さんはもとより、多くのお店が閉まってしまっている。何年か前に考えた「このまま実店舗がなくなってしまったら、街はさびしくなるな」という僕の気持ちは、今回のことで一層強くなった。実際にお店がないんだもの、今。

 

ポスト禍が終結したらやりたいことや、やらないといけないなと思っていることはいくつもあるのだけれど、その中でも、ショップ・マーケティングは中心的な課題になってきた。

どうしたらお店が生き生きと営業できるのか、どうしたらみんなオンラインじゃなくて実店舗でお買い物をしようと思うのか、これを中心課題として活動していこうと思っている。

死後の楽しみというものもあるんだね 2020/03/10(火)

長野県松本市に住む父親が89歳を迎えた。まさか89歳まで生きると自分も僕ら家族も思っていなかった。長生きである。でも考えてみたら父の父、僕の祖父も100歳まで生きたのだから、家系が長生きなのかもしれない。


その父親から地元のコミュニティ紙「市民タイムス」の記事の切り抜きが送られてきた。オンラインにも同じ記事がある。


中山霊園の樹木墓地 松本市が生前受け付け開始へ 【市民タイムス】

20200310ShiminTimes

https://www.shimintimes.co.jp/news/2020/02/post-8628.php


松本市役所が、中山霊園の合葬墓の一つである「樹木墓地」の生前受け付けを始める、という記事である。
父としては「菅原家の墓もあるのだがこれは関西。自分が移住して大好きな松本のお墓に入りたいのだが、昔ながらの墓標のあるお墓じゃなくて、合葬墓、しかもモニュメントみたいなものもない、樹木墓地に入りたいのだが、息子はどう思うか?」と聞いてきたのである。


松本市のウェブサイトに行ってみた。

中山霊園樹木式埋蔵場所 【松本市のウェブサイト】

https://www.city.matsumoto.nagano.jp/smph/kurasi/tetuduki/sibou/boti/basyo.html


ここの樹木墓地は、1本の墓標とみなすシンボルツリー(シダレ桜)の周辺に焼骨を1体ずつ埋蔵するのだそうだ。良いではないか。

中山霊園は、松本市の高台の見晴らしの良い場所である。しかも、父親が松本市に移住する大きなポイントだった「大好きな常念岳が見える」のである。

僕の父親の部屋の窓からは正面に常念岳が見え、その左肩にちょこっと槍ヶ岳のアタマの部分が見えるのである。

20170101Jonen01

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(父親の部屋から撮影)


こういうの、とってもいいと思うんだよね。

父親にはすぐに賛成だと伝えた。

死後の楽しみ、っていうのを生まれてはじめて考えた。


若い音楽関係者は、絶対に耳栓をしたほうが良い 2020/03/03(火)

僕の右耳の耳年齢は、実年齢よりも相当高い。僕は十分おじいちゃんだが、右耳は更に立派なおじいちゃんなんである。
専門の耳鼻科で検査してもらうと、なんと左耳はなんともない。実際の年齢よりも遥かに若いらしい。
ところが右耳は、8KHzくらいから聞こえ方が弱くなりはじめ、12KHzくらいから上は急激に数値が下がっている。
原因は若い時の耳の酷使。
レコーディングの時にヘッドフォンをかぶってモニターしていたわけだけれど、その時にハイハット・シンバルをいつも右に定位してもらっていたせいだと思う。
どんな楽器のどんな音がどのくらいの周波数なのかが一目でわかるチャートを作っている人がいるので紹介すると、各楽器の周波数は、だいたいこんな感じである。
20200303FrequencyChart
https://hybridsoundjournal.net/blog/2016/02/29/equalizing/

この画像、小さくて見えないようなら画像をクリックして制作者のウェブサイトで見てみてね。

今の僕が丁度いいくらいにミックスしてもらうと、シンバル類がとてもでかくなり、よく聞こえている低音が少なめになってしまう。
若いときから耳栓とかで耳を防護していれば、こんなことにはならなかったかもしれない。

若いミュージシャンや音楽関係者は、現場では耳栓をしたほうがいい!!!

しかし、最近のライブ会場やレコーディングの場で最初に出てくる音は強烈である。
僕が一番忙しかったアナログ・オーディオ時代は、ミュージシャンから音をもらうときも、まずはそろそろとフェーダーを上げて徐々に音を大きくしていき、それにモニター用としてイコライザーをかけ、コンプレッサー/リミッターやリバーブを足していくというようなやり方をしていた。いきなり巨大音量が回路に入ると機材がぶっ飛んでしまうからだ。
でも、最近オーディオがデジタルになってからはどうやら「そろそろと」というのがないようだ。ミュージシャンが音を出した瞬間に、リミッターもコンプレッサーもかかっていない音がゴロンゴロンとむき出しで出てくる。これは耳に悪い。
こういう方法は、僕のようなおぢいちゃんにどうこう言われて変える必要はないが、これは耳に悪い。明らかに耳へのアタックのようだ。
若いミュージシャンや音楽関係者は、現場では耳栓をしたほうがいい!!!
耳栓無しで生の音が聞こえないとダメ、というのもわからんでもないが、今どきの音は回路で修正した上で音楽になっているのだから、まず最初の未修正の音の段階くらいは耳栓をしよう。エンジニアの修正が全楽器分終わったら、その段階で耳栓を外してもいいよ、それなら。

若い子たちに推薦できる耳栓を探そうとネットで検索をしていると、なんと「耳栓専門ページ」なるものがあった。
ここで紹介されている、音楽に使える耳栓をどんどん試してみた。

まず、楽器屋さんのレジのそばとかで一番よく見るのがこの「CRESCENDO」ブランドの耳栓。
楽器屋さんのレジそばとかで「MUSIC」というラベルの付いたこの製品をよく見かけるのでどうしてだろうと思っていたら、楽器メーカーのKORGが輸入しているからのようだ。
KORGのサイトによると、通常安く売っている一般用の耳栓と比べ、高音の遮音性が低くて耳栓を付けても音楽ができること、低減する音圧は19dB程度で、全体にマイルドな製品だ。
楽器ごとにいくつも種類があるのは、製品ごとに特性を変えているらしい。

種類がいっぱいあって「ミュージック(音楽全般)」「ダンス・ミュージック・リスナー」「DJ」「ドラマー」「ギター」「ボーカル」。なぜか「キーボード」とか「ベース」は、ないw

とはいえ、せっかく耳栓をするんだからもっとガツンと聞いてほしい、もっと音圧を下げたい、という人には、アメリカの軍も使っているという「MOLDEX」。
このMOLDEXは種類も多く、カラフルでどれを選んでいいか、わからない。
そんな人のために8種類入った「お試し版」もamazonで販売している。



MOLDEXでは、各製品の周波数特性も公開していて、これを更にグラフ化した人もいる。この製品が好きなんだねw
20200303moldex-earplugs-6
https://www.haijin-boys.com/gadget/moldex-earplugs

「Sparkplugs」「Goin'green」「Softies」「Camoplugs」の4製品の性能は同じで、最も遮音性能が最も高い。このグラフでは水色の線で描かれている。全体的に遮音するがピークは6KHz。人の声の帯域である中音域の遮音性は少し下げてあるようだ。
それに対し、このグラフで濃いグリーンで揚言されている「Mellows」は低音の遮音性を下げていたり、グラフの薄いグリーンの「Meteors」は、500Hzに遮音のピークを持たせないように作られているようだ。
ちなみにこの製品は使い捨てである。

ここまで紹介したのはいずれもスポンジのように柔らかくて耳に入れると広がって耳の中にフィットするタイプ。だが、形がネジのようになっていて、ギリギリと、耳の中に入っていくという、いかにも効きそうなタイプもある。



これはゴム製。硬めにできていて、耳へのフィット感はとても強い。
8KHz以上の高音は明らかに減衰するので、シンバルなどの「痛い音」はカットできる。しかもこの製品は使い捨てではなくて反復使用可能。


これほど耳栓をたくさん買って、時には引き出しから飛び出てくることもあるくらいだから「耳栓はどれがいいですか?」って聞かれるんだけれど、残念だけれど「それは自分で試してみて」。
耳って耳穴の直径も様々だよね。Ear Podだって僕のようにどうしてもフィットしなくてすぐに脱落しちゃう人もそうでない人もいるくらいだ。音の好みも高音がカットされる方がいい人もいるけど僕のように高音はちゃんと聞きたい人もいる。
なので、みんなもいろんな製品を試してみてください。
amazonで「耳栓」で検索すると死ぬほど出てくるから。

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