Dennis 50

インターネットで本当にコミュニケーションは変わったのかなあ? 購買行動は変わったのかなぁ? できる限り、実験してみたいと思います。

お仕事

2020/01/17(金) くもり 企業文化を変えてしまう転職した人

とあるインターネット・メディアを最近退職した人と会う機会があった。
退職の理由を聞いてみた

「ヘッドハンティングで、広告代理店から役員が入ってきたんです。この人が入ってきてから、会社の雰囲気が一気に変わり、それまでの落ち着いたメディア企業のものから、チャラチャラした広告屋っぽく変わっちゃったんですよね。地に足が着いていたのが、フワフワしている感じ。
挨拶も「こんにちは」から「ウイッス」って感じです。
耐えられず、辞めました。」

20200117広告代理店の人_画像検索

変わった雰囲気がどのようなものなのかは外部からは計り知れないけれど、すごく変わったのは間違いなさそうである。
私は、彼の退職の理由はあまり理解できないけれど、入社してすぐに会社の雰囲気を変えたその人は、これは大したもんだと思った。

ちょっと会ってみたくなった。

画像はGoogleで「広告代理店の人」と画像検索したページのキャプチャ。

2018/01/25(木) 晴れ 訪日観光客向けのサービスをスタートしました

訪日観光客向けの新しいサービスをスタートしました。「pop-cul.jp」という名前です。 C03POPculLOGO
日本に外国から来た観光客の皆さんに、神社仏閣だけでなくて日本のポップ・カルチャーを体験してもらうプログラムです。
1月から提供を開始しているのはこの2つのプログラムです。

原宿でインスタグラマーとお買物体験「Harajuku Fashion」
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世界のポップ・ファッションの中心地「原宿」。ここでしか手に入らない洋服やアクセサリー、ユニークな雑貨を手に入れるため、ここを訪れたいと夢見る若者は今や世界中に数えきれません。
「Harajuku Fashion」は、Instagramで多数のフォロワーを持つ原宿ファッションのインスタグラマーrikarinさん(https://www.instagram.com/rikarin0526/)の案内で、自分にピッタリのお店でお買物ができる4時間の体験プログラムです。
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インスタグラマー自身が英語で案内役を務めるので、よりスムーズなコミュニケーションが図れるというメリットのほか、その特話題のカフェに立ち寄っておしゃべりする、といった原宿ならではのお楽しみ体験もあります。
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現在、1月31日と2月の開催分を募集中です。 この期間は「Pilot Program」として無料で実施中です。ただし、写真を撮影して当社のウェブサイトで公開したりメディアにこれを配信することと、終了後にアンケートにお答えいただけることとが条件となります。
詳細は 日本語の案内ページ http://ent-mktg.jp/popculjp/jan2017harajuku/
英語の募集ページ http://pop-cul.jp/fashion/shop-and-walk-with-fashion-instagramer/finally-actual-program-starts-on-jan-17/ をご覧ください。

MANGA描画体験「MANGA DRAWING」
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欧米でも注目される日本の「MANGA」。パリやニューヨークといった大都市では書店に専門コーナーが設けられるほどの人気です。そんな日本の「MANGA」は、欧米の「COMICS」とはまったく異なる技法を使うので、体験希望者は海外にも大勢います。
pop-cul.jpでは、プロのマンガ家を養成する「日本マンガ塾」と共同で、訪日観光客向けのMANGA描画1日体験プログラム「MANGA DRAWING」を開発、2018年2月19日から毎週月曜日に開催します。
参加者には、マンガ原稿の作成に必要な専用原稿用紙やペン軸とペン先、パイロットの製図用インクなどのマンガ道具一式を揃えた「MANGA基本セット」を配布します。これだけで約1万円の価値があるものです。
講師を務めるプロのマンガ家が日本語でレクチャーし、通訳が翻訳しながら、約8時間をかけて「コマ割り」「ペン入れ」「ベタ」「スクリーントーン貼り」といった日本独自のマンガの基本テクニックを学びながら作品を仕上げていく内容で、完成作品は記念として額に収めた形で持ち帰ることができます。
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詳細は 日本語の案内ページ http://ent-mktg.jp/popculjp/feb2018manga1day/
英語の募集ページ http://pop-cul.jp/animemanga/manga/manga-drawing-in-1-day-program-starts-in-february-2018/
をご覧ください。

今後増加するプログラム
 秋葉原のコスプレ・スポットを巡り、最後に写真館でコスプレした写真を撮影するプログラム 2018年3月スタート予定
 ホームパーティで忍者ショーができるようにする1日トレーニング
 ホームパーティで提供するオリジナルのラーメンを提供できるようにするプログラム
 アニメのアフレコを体験できるプログラム
などを企画中です。

背景
現在日本政府は国策で訪日観光客の増強に努めています。 日本を訪れる外国人は年々増加し、2016年には2403万9000人にも達しました。
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2020年にはオリンピック・パラリンピックも控えていることもあり、2017年5月に、「改正通訳案内士法」が成立し、2018年1月4日に施行されました。 これは、訪日外国人の受け入れ拡大のため、通訳の有償ガイドを無資格でもできるようにするものです。これまでは「通訳案内士」という国家資格が必要で、訪日外国人向けの観光ガイドが足りなくなっていました。 (観光庁のウェブサイト: http://www.mlit.go.jp/kankocho/news06_000333.html
「通訳案内士法」は昭和24(1949)年に制定された法律で、当初は、レベルの低い者が許可なく外国人の観光案内をするのを食い止めるものでした。この国家試験は合格率2割程度と大変な難関です。英語や中国語などの語学の他、日本の地理や歴史、現代日本社会に関する難問が並ぶ試験です。
外国語が得意な外国人は日本語で行われる地理や歴史の試験がお手上げでしたし、センター試験の合格レベルと言われる地理や歴史の試験を通過しても、日本の若者には外国語の試験が難関でした。
このため、通訳案内士の有資格者は学術経験ゆたかな人々に限られ、合格者の年齢も50代30.5%、40代26.3%と高くなっていました。
神社仏閣や伝統芸能の解説はできても、マンガやコスプレといったポップ・カルチャーを案内するにはいささか不向きな人が多かったというのも事実です。 2018年1月4日の規制緩和以後は有資格者でなくとも訪日外国観光客に有償ガイドを行なうことができるようになります。
エンタテインメントマーケティング株式会社ではこの機をとらえ、マンガや原宿ファッション、コスプレといった日本のポップ・カルチャーをリアルに体験できるプログラムを開発し、このたび実施することになりました。
日本のポップ・カルチャーに興味のある外国からのお客様がいらしたら、ぜひご紹介ください。 よろしくお願いします。

2017/11/15(水) くもり 【宣伝】ビデオの制作も承っております

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ビデオの制作も承っております。

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よろしくお願いします。

2017/07/28(金) 晴れ 人を幸せな気分にする仕事が一番いいね

この秋から損害保険関係の仕事をすることになった。
クライアントに「自動車保険も火災保険も、損害保険の全体像を掴んでおきたいので、良い教材を教えてほしい」とお願いした。
そうしたら「保険代理店の人なら全員受ける『損害保険募集人一般試験』というのがあるので、これが一番良いです。合格すれば損害保険の代理店もできます(笑)」と、勧められた。

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たとえば自動車の販売店で損害保険も売る人は、全員が受ける「基礎単位」と「自動車保険単位」とを取れば自動車保険が販売できるのだけれど、私の目的は損害保険というものの全体像の把握であるから、「火災保険単位」「障害疾病保険単位」の全部を受けることにした。

しばらく前からこの勉強を始めているのだけれど、これが全然進まない。今年に入ってからも防災士の資格を取るなど、お勉強は決して嫌いではないけれど、どうもこの勉強は前に進んでいかない。なぜだろう?

思いついた理由は、損害保険は、人を幸せにするのものではないからなのだ。自宅が火事になったり自動車事故を起こしてしまったりして不幸になった人の不幸をそれ以上にしないために保険金が支払われる仕組みなのだけれど、損害保険自身で人を幸せにすることはできない。無保険の状態よりはまし、になるだけだ。

少し前に勉強していた防災ならば「ここまでやっておけば東日本大震災レベルの災害が起こっても大丈夫」というのが見えるから明るい気持ちにもなれるし、それを背景に未来に前向きに向ってもいける。
「わ〜い、損害保険に入った、これで大丈夫だ〜」とは決してならないものなんだだよね。

クライアントと約束しちゃったからきちんと勉強して試験にも合格するつもりで、遅々としながらも勉強はしていくよ。
でもやっぱり仕事は、人を幸せな気分にするものが一番だね。

2017/07/25(火) 曇り たまには顔を見ながら同じスタジオで録音したいよね

最近の私とクライアントとの会話。

「ヴォーカルはロサンゼルスとボストンで2曲ずつ録ります」
クライアント「え? ちょっと待って下さいよ、海外録音の予算なんて出せませんよ」
「ああ、驚かせちゃってごめんなさい、インターネットでつないで、日本で作ったトラックにアメリカでヴォーカルをダビングしてもらいます。クラウド・コンピューティングでつながっているので、音はリアルタイムでチェックできますし、ディレクションはテキスト・チャットでできるし、Skypeで話しながらでもできますから。なので、私たちがアメリカに行く必要はありません」
クライアント「ほっ。じゃ、予算は大丈夫なんですね」

デジタル・オーディオ・ワークステーション各社はクラウド・コラボレーションに力を入れているので、こういうことが簡単にできるようになった。
20170725_PTCloudColab
http://www.avid.com/ja/avid-cloud-collaboration-for-pro-tools
いい時代である。
最近はゲスト・アーティストというか「featuring xxxx」というかたちで、有名シンガーを呼び物にして発表される楽曲が多いけれど、その多くは同じスタジオで録音しているんじゃなくて、それぞれ別のスタジオで歌っているだよね。

でも、たまには顔を見ながら、同じスタジオで録音をしたいよね。便利になってはいるけれど、なんかつまんない。ずっと東京にいるのも飽きちゃうしね。


遠く離れた街で録音されたものを聞く、といえば、少し前におもしろい体験をした。ある新製品の発表にあたり、この製品を事前に体験してもらった上でのフォーカス・グループ・インタビューがアメリカやヨーロッパ、東京など世界各地で開かれ、日本におけるコミュニケーションの企画のため、この音声データを全て聞かせてもらうことができたのだ。私は日本語と英語しか聞き取ることができないので、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンと東京、名古屋とシンガポールのインタビューを聞かせてもらった。このインタビューにはマニュアルが確立しているようで、どの年でもどの言語でも同じ内容を決められたとおりに聞き取っている。

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そうしたら、日本だけ反応が違うのである。東京と名古屋以外の各都市では、すごくポジティブな意見ばかりが聞き取れた。「斬新なデザインだ」「驚異の軽さだ」「150ドルまでなら出す」など。
それに対して日本では「デザインが変だ、これでは買う気にならない」「(軽すぎて)しっかり感がない」「10年くらい前に出た○○という商品を知っているか? 知らない? そりゃそうだ、失敗した商品だからだ。この○○と今回の商品の共通点は……」などなど。
なるほど、日本というマーケットは特殊だよね。英語圏ではうまくいきそうなポジティブな反応が満ち満ちているのに日本ではぜんぜん違うよね。(だから、私のところにも仕事が来たんだけれど)

こうやって簡単に世界中どこでもつながるようになっているのに、消費者の感覚が異なっているマーケットでは、一生懸命この製品を売り込もうという気になんかならないよね。

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