最近、若者層に対するコミュニケーション企画の仕事が多い。
企画をしている人、つまり大人の人にはどうしても理解ができないことが多いので、以前からグループ・インタビューやヒアリングを奨めていたのだが、夏休みになったので、ここしばらくで何回か実施した。
プロのグループ・インタビューの司会者が進行するグループ・インタビューはメチャクチャおもしろい。なにせ、設問が若い衆の理解を越えていることが多いので、質問の意図を理解してもらうだけで一苦労だからである。全くかみ合わない。結果大人側に「なんか変だなぁ」「知らない生物の話を聞いているみたい」とかいう感想が残るケースが多い。
一方、大学生に事前に課題を与えておいて自由に話してもらう形式も試しているけれど、これも大変おもしろい。参加する大学生側が「こんなの、わかります?」と大人側に気を使って聞いてくるなど。w
高校生に「どんなオトナがかっこ悪いと思いますか?」と聞いたら「パソコンにいっぱいステッカー貼ってスタバで仕事してる感出している人」という答え。わっはっは。私の周囲にはそんな人ばっかりだぞ。
大学生に「どうしたらクルマに興味を持ってもらえますか?」と聞いたら「電車とか全部なくなってクルマしか移動の手段がなくなったら」という答え。これは、切実だ。