乗り物、交通
約1か月前、2016年12月6日の朝8時40分ごろ、東京都港区の青山三丁目交差点でタクシーが接触のはずみで歩道に乗り上げ、交差点で信号待ちをしていた60代の女性が意識不明の重体になる交通事故があった。
自転車の60代?女性が意識不明の重体 20〜60代の4人けが 警視庁【産経新聞】


http://www.sankei.com/affairs/news/161206/afr1612060011-n1.html
青山三丁目交差点のそばにはもともとエイベックスの本社ビルがあって建替え中だし、そのすぐそばにはフジパシフィック音楽出版の本社もある。音楽業界の中心と言っても良いエリアだ。
今日は、たまたまこの事故を目撃してしまった人と話した。
事故を起こしたタクシーは、以前無印良品が一階に入っていた青山Seizanビルのあたりでお客を降ろして、その後246を渋谷方面に向かおうと外苑西通りを右の方に車線変更しようとしていた。このタクシーに後方から直進してきたクルマがぶつかり、タクシーはそのままベルコモンズ跡地の方に激しく跳ね飛ばされて道路標識にぶつかって止まったんだそうである。
ほんの一瞬のできごとだったそうである。
意識不明の重体になったという女性は、自転車に乗って交差点の最前列で信号待ちをしていたのだそうである。飛んできたタクシーはガードレールをこすって飛んだらしいので、もしこの人が最前列じゃなくてもう少し後ろに立っていたら助かったのだそうである。
この話を聞いて、交差点では一番前に並ぶのをもうやめようと思った。
少なくとも、ガードレールが守ってくれるくらいの所に下がって待とう。
どうもせっかちなのか、交差点では最前列で待つ癖がついてしまっている。これを直そう。
話してくれたこの人は、この事故からもう1か月経つけれど、怖くて街を歩けなくなっちゃったのだそうである。
亡くなったり負傷した方はもちろんかわいそうだが、精神的に負傷してしまう人もいるのだよな、とも思った。
東銀座〜品川の間の区間で都営浅草線〜京浜急行を利用することが多い。
この都営浅草線〜京浜急行の路線は成田空港と羽田空港を結ぶ路線でもあり「空港アクセス特急」なんかも走っている。
空港に通じる路線なので、とにかくスーツケースを持っている人が多い。これは別に「空港アクセス特急」じゃなくても、だ。

スーツケースは大きくてかさばるし、目を離すとキャスターでコロコロと転がっていってしまって危険なことも多い。外国人の中には、巨大な段ボール箱を持っている人もいる。
これが通路に置かれ、客は客でスーツケースが転がってしまわないように押さえつけながら都心から空港まで行くので大変である。通路も狭くなって通りづらい。
こういう路線は、車両の端っこでいいから、成田エクスプレスとか京成スカイライナーみたいに、スーツケースの置き場をちゃんと作ったほうがいいね。成田エクスプレスのスーツケース置き場にはカギが掛けられるようになっているけれど、ほとんど利用されていないから、そこまでのスペックは要らない。アメリカの空港のレンタカー会社のバスみたいに2段の棚があるだけでいい。
電鉄会社にこれを要求するのは酷なのかなぁ。
転がって飛んでくるスーツケースにお客が怯えているのよりはよほどイメージ向上になると思うのだけれど。
Netgeekの「プリウス乗りの高齢ドライバーが前進と後退を間違える理由がついに判明」という2016年1月6日の記事をFacebookで紹介したら大きな反響があった。
プリウスのギア・セレクターは各ポジションがこういう位置に並んでいる。

ところが、マニュアル・シフトのギア・セレクターはどのクルマもこのレイアウト。

アイシン精機のリクルートページから
http://www.aisin-ai.co.jp/recruit/html/whatsMT02.html
http://www.aisin-ai.co.jp/recruit/html/whatsMT02.html
プリウスの「前進」(D)の位置がマニュアル車の「後進」(バック:R)の位置と同じだというのである。
私は自分のクルマを持たなくなって10年以上が経つ。クルマが必要なときはレンタカーを使っているけれど、いろんなクルマにかわるがわる乗ることができるのは、レバーやセレクターの位置や機能がほぼ同じだからだ。
私はスポーツ・カーが好きだったので、自分で買うクルマは基本的にマニュアル・シフトのクルマだった。
レンタカーには、ほとんどマニュアル・シフトのクルマはないので、オートマチック車を利用するわけだけれど、オートマチック車のギア・セレクターは直線的に、上から
P
R
N
D
と並んでいるのが普通なので、困ることはなかった。
この写真を見るとプリウスのギア・セレクターはオートマチック車とは異なり、左右にも動くようである。左右にも動くのはマニュアル・シフトのギア・セレクターなので、ついついマニュアル車の感覚でバックするつもりでプリウスの「前進」の位置に入れてしまうこと……いかにもありそうだ。
たまたまこれまでプリウスを利用したことはなかったから、プリウスのギア・セレクターがこうなっていたとは知らなかった。でも、この記事を読むとプリウスだけじゃなくてトヨタのSAI、ホンダのフィット(ハイブリッド)、三菱アウトランダー(PHEV)、マツダ アクセラ(ハイブリッド)、日産リーフは、プリウスと同じレイアウトなのだそうだ。
トヨタがどうしてプリウスでこういうレイアウトを採用し、他社がこれに追随したのかわからないけれど、車種によって操作がちがえば、レンタカーで借りてとっさの時などに事故が起こりやすい。
自動車業界は、一般的な操作の方法には変なクリエイティビティなんか発揮しないで、統一したほうがいいと思う。
自動運転が実用化されて、人間が道路上の安全に気を配らなくても良くなるのはまだ少し先の話だ。それまで、いくらAIが発達しても人間がその場その場で判断しながら運転しなければならない。いち早く、統一してほしいと思う。
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