Dennis 50

インターネットで本当にコミュニケーションは変わったのかなあ? 購買行動は変わったのかなぁ? できる限り、実験してみたいと思います。

高島平団地

2016/02/13(土) 晴れ 【高島平団地生活】また自転車に正面から衝突された

老人ばっかりの街、高島平団地に移り住んで1年が経過。今日は久しぶりに自転車に正面から衝突された。

時間は朝の8時過ぎ。高島平団地には桜並木があるのだが、この端っこの若い木が一本だけ桜の花を咲かせていたので写真を撮っていたら、正面からド〜ンである。

20160213

これまで自転車にぶつけられたのは大概生け垣でブラインド・コーナーになっている四つ角であった。結構なスピードで飛ばしてきた老人の自転車が曲がった途端に現れた人にビックリしてブレーキをかけても間に合わず、私にぶつかってきたのだった。
でも今回は一直線の桜並木である。老人には写真を撮っている私の姿は目に入らなかった模様。

高齢化社会では、こういうことは他でもいっぱいあるんだろうな。
老人は、自分が若い頃と変わった自覚が無いようで、自転車でもブンブン飛ばす。でも、目もダメになっているし、脚力も落ちている。だから咄嗟に止まれない。

団地は、結構危ないところなんである。

2016/02/03(水) 晴れ 悲しい運命の都営地下鉄三田線

高島平に住んでいるので、毎日利用している都営地下鉄三田線。
この地下鉄は、「悲劇の地下鉄」だったようだ。

悲劇の都営三田線 大手町駅が「大手町」にない理由  (日経)
http://www.nikkei.com/news/print-article/?R_FLG=0&bf=0&ng=DGXNASFK2301E_T20C14A4000000&uah=DF120120126021

20160203_Subway


いわく
・都営三田線の大手町駅はもっと北側に造りたかったが、千代田線との場所取り合戦に敗れてしまった。
・都営三田線はもともとは桐ケ谷駅で東急線に乗り入れ、自由が丘経由で田園都市線に乗り入れる計画だったが、東急と対立して実現しなかった。
・東武東上線との直通計画も頓挫した。
・北側では都が単独で大宮方面へ延伸する構想、南側では横浜市の港北ニュータウンに乗り入れることが検討された。「都営」なのに隣県にである。しかし、高度成長時代が終焉して計画が流れた。

ああ、こんな悲しい歴史をもつ、運のない地下鉄に毎日乗っているのか。
乗客の運も悪くしないでね。

2015/12/08(火) 晴れ 【高島平団地生活】 もうすぐ1年

高島平団地のイチョウが紅葉しているのを見て、ここに引っ越してもうすぐ1年なのだということを思い出した。
下見に来た時に並木のイチョウがきれいに色づいていていたのだ。
それに比べて今年はきれいじゃない。

↓これが去年の写真。
20151208_20141129

↓そしてこれが今年。
20151208

団地で横で信号待ちをしていたおじいさんが「一気に寒くならないときれいに色づかない」と言っていた。

この団地に引っ越した理由は、これから高齢化社会を迎えるにあたって、その先端である1973年完成で40年以上を経、いまや住民の平均年齢が70歳を超えると言われる時代の最先端ってどんな所だろう、と思い、高齢化社会を体験してみたいと思っていたからだ。

ひとことで言うと、高齢化社会は自分には向かないようだ。今年は会社を辞め、フリーになったので事務所代わりにしている自宅を拠点の活動も多く、この団地の中にいる時間も結構あったが、この団地の中にはとにかく活力がないので、自分のパワーも減退していくのを感じたのだ。そこで7月からはコ・ワーキング・スペースを借りたりして、なるべく団地外で仕事をするようにしたりした。

この団地では近隣の大東文化大学の学生に寮を提供して地方出身者や留学生を住まわせたり、無印良品とタイアップして内装をリニューアルして目先を変えて若い層に来てもらうようにしたり、子どものいる家族の家賃を下げて入居を促進したりして、なんとか若返りを図っているが、なかなかうまくいっていないようだ。人が住んでいれば電灯が点いているであろう日曜の夜でも1/3くらいは真っ暗で、空き家になって誰も住んでいない様子が見て取れる。

検索してみたら、下見に来たのが昨年2014年11月29日だった。ヒューレット・パッカードへの最終出勤を終えてここに引っ越したのが12月27日。そろそろいっぺん高島平団地生活の総括をしないといけないね、と思っている。

2015/11/01(日) 晴れ 【高島平団地生活】全共闘世代の残党が団地の自治会の幹部として生存していた

今日から11月。今年ももうあと残すところ2ヶ月である。年賀はがきの販売も始まっている。

20151101Nenga

昼間自宅にいると、ろくなことがない。団地の自治会の勧誘がやってくる。ずっと断り続けているのだが、またやってきた。よく来るのは女性だが、今日は男性である。

「今、団地には様々な問題があり、住民は団結していかなければならない。
URは団地が公共住宅であることを忘れ、年金では住めないような金額に家賃を上げようとしている。
また、この団地でも採用されつつあるが、定期借家契約というのが導入されてきていて、これは公共住宅にはそぐわない。
この団地の住民の世帯主の平均年齢は73歳だか74歳だかで、年金生活者が多い。この人たちに払えないような金額の家賃を要求し、定期借家契約をさせて2年だか3年だかで出ていかないといけないようにしている。これは公共住宅として許せない」
と言うのである。

201511101_Danchi

都道府県とか市町村が経営する住宅が公営住宅なのはわかるが、UR賃貸は公営住宅なのか? UR賃貸は入居時に年収○○○万円以上というのを条件にして所得証明も提出させて入居させるのだから、逆に年収○○○万円万円未満、というのが条件の都営住宅とはちがうだろう。
そもそも年金生活者などに所得にあった家賃などということになれば、それは貧民窟を作ることになるだろう、と思うので、私は彼らの意見に反対。なので、自治会には入らない。

20151101

会話していてわかったんだけど、今日来た人たちの用語には、1960年、70年安保の時代の学生運動用語が多く含まれていた。「民主化」とか「当局」とか「統一行動」とか「ナンセンス」とか「オルグ」とか。
本当にこの団地の世帯主の平均年齢は73歳だか74歳だかなのであれば、確かに自治会の幹部が学生運動世代の人であっても不思議ではない。民主党政権の中心にいて日本の政治をメチャクチャにした人々と行動をともにしていたような人々である。
こういう所にまだ生息していたのだね。

訪ねてきた人が「自分のことだけ考えていればいいんですかっ!」と言うので「残念ながらあなたのことを考えてる余裕は私にはない」と言ってお引き取りねがった。
あ〜あ。

2015/10/05(月) 曇り 団地とお墓、なんか似ている

高島平をウロウロしていたら、墓場を見つけてしまった。

20151003GraveYardItabashi
高島平霊園

墓地越しに団地が見えるんだけど、同じような形のものがいっぱい並んでいるのが団地と墓地に共通しているのを感じてしまった。
なんか、ふるえた。
私には、団地暮らしは、向いていないのだろうなぁ。

最近の団地トピックスは、二週連続自転車にぶつけられたこと。
高島平団地は広いので、自転車がとても普及している。直角の角のところには生け垣が有ったりするので見通しが悪いのだが、老人の運転する自転車はそう簡単には止まれない。角を曲がって私を発見するのだがそのまま私に突っ込んできたという事故が二連続。
乗っている人は若い時と同じ感覚なんだろうけど、反射神経が鈍っているので止まれないのだ。いまのところケガをするようなひどいことにはなっていないけど、私が二週連続このような目に会っているということは、けっこう起こっているんじゃないかと推測している。
団地では、自転車に気をつけよう。
自転車の人は、歩道じゃなく車道を走ろう。どうせ、クルマなんてほとんど通っていないのだから危なくない。交通規則を守ろう。

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