アメリカでは、Microsoft Office 2010の値段が発表になったようだ
最大の変更は、ユーザーが製品キーコードのみ記載されたカードを購入することにより、箱入りのパッケージ版より支払い額を低く抑えられる点なんだそうだ。

1.現在ベータ版が公開中で2010年中に最終版が登場するOffice 2010は
「Office Home and Student」
「Office Home and Business」
「Office Professional」
「Office Professional Academic」
という4つのバージョンで提供される。
製品キーカードはPC1台にしか使えないが、パッケージ版はPC2台にインストールできるんだそうだ。
ただしHome and Studentは例外で、最大3台までの利用がライセンスされる。

2.Office Professionalに含まれるのは、「Word 2010」「Excel 2010」「PowerPoint 2010」「OneNote 2010」「Outlook 2010」「Publisher 2010」「Access 2010」、プレミアムテクニカルサポート、ブラウザベースの「Office Web Apps」。
パッケージ版は499ドル、製品キーカードは349ドル。で、さらに、学生と教育者向けのOffice Professional Academicは99ドル。これは安い!と思ったら、

3.Office Home and Studentはパッケージ版が149ドル、製品キーカードが119ドル。
内容は「Word 2010」「Excel 2010」「PowerPoint 2010」「OneNote 2010」「Office Web Apps」。
「Office Home and Student」に含まれるものを入手した場合は、同一世帯内の3台のPCで利用できる。これなら、パッケージ版で2台だけしか使えない「Academic」より、こっちの方が割がいいじゃん!
結局、実際に使うのは「Word」「Excel」「PowerPoint」だけだから。「OneNote」とか「Outlook」なんか使わないもんね。
いまだって、2007には「Professional」じゃないと「PowerPoint」が含まれないから、しかたがないから「Professional」を使ってるわけで、Home and Studentに「PowerPoint」が含まれるのなら、これでいい!

4.新パッケージ「Home and Business」は、「Home and Student」の内容にOutlook 2010が追加され、ビジネス用途にライセンスされるもので、パッケージ版が279ドル、製品キーカードが199ドル。

119ドル=約1万円で「Word」「Excel」「PowerPoint」が使えて、3台にインストールできるのなら、これが一番いいです!

ちなみに、今回はアップグレード版、というのは、USではなくなるみたい。
日本でも、こういう価格体系で売るんだろうね。